2019.02.27 マガジン
紳士に習え!イギリス生地のオーダースーツが好まれる理由とは
ライターの木村です。
「紳士といえばイギリス」そう答える人も多いですよね。
紳士の制服といえばスーツですが、男らしく着こなしたいですよね。
今回は紳士になりたい人のために、イギリス生地を使ったオーダースーツをおすすめする理由をご紹介します。
オーダースーツはイギリス派?イタリア派?
オーダースーツを作る際、イギリス生地にするかイタリア生地にするかで悩む方が多くいます。
実際はアメリカやフランスなどのオーダースーツ生地もありますが、やはり定番は上記の2つでしょう。
ブリティッシュスタイル
- しっかりとしたパットが入ったショルダーライン
- Vゾーンが浅くカッチリとした仕立て
- 湿度が高くてもよれにくい
イギリスは気候の関係で湿度が高くてもよれないよう仕立てる必要があったため、厚めの生地でカッチリとしたオーダースーツが作られてきました。
イギリス人にとってオーダースーツはおしゃれ着ではなく、正装や制服として扱われています。
イタリアンスタイル
- やわらか仕立て
- 肩パッドを抜いたイタリア特有のショルダーライン
- Vゾーンが深めセクシー
- 乾燥気候に強い
イタリアは気候は晴天が続き乾燥しやすいため、薄めの生地でオーダースーツが仕立てられてきました。
イタリアのテイストを持ちながら仕立てはそこまで甘くない。
また、国民性の違いでオーダースーツはおしゃれ着として考えられていたため、Vゾーンを深めにするなどおしゃれ要素を高めてきました。
イギリス生地のオーダースーツを好まれるワケとは
ブリティッシュスタイルとイタリアンスタイルについて簡単にご紹介しましたが、今回はイギリス生地を使ったオーダースーツの良さをご紹介していきます。
イギリス生地の特徴
- しっかり織られて耐久性が良い
- シワになりにくい
- クラシックな色や柄が多い
イギリス生地ですが、一般的にしっかりと織られて耐久性がありオーダースーツにおすすめとなっています。
また、イギリス紳士を連想させる伝統的な柄や色が多いのも特徴です。
イギリス生地を好まれる理由
オーダースーツにイギリス生地が好まれる理由をいくつかご紹介します。
気候の問題
イギリスは気候的に湿度が高いため、湿度が高くてもオーダースーツがヨレないように丈夫な生地となっています。
日本も同様に湿度が高いため、オーダースーツはイギリス生地のほうが長持ちしやすいです。
使いやすさ
重量感のある生地のため耐久性が高く、オーダースーツがシワにもなりにくいため長く愛用することができます。
見た目
肩のパットもしっかりしているだけではなく、クラシックな色柄のためビジネスシーンでは威厳と男らしさを演出できるオーダースーツとなります。
イギリス生地のオーダースーツ①
Martin&Sons/マーティンソン極上イングリッシュ・フランネルでご注文いただいていたオーダースーツです。
マーティンソンはイギリスを代表する1859年に創業した伝統ある織元です。
重厚感があり、上質なクラス感を感じる一着となりました。
イギリス生地のオーダースーツ②
イギリス生地、ドーメルの人気コレクション「AMADEUS(アマデウス)」からチャコールグレーの生地で仕立てたオーダースーツです。
英国仕込みの光沢感があり、さり気なくも凛とした高級感のあるオーダースーツとなりました。
イギリス生地のオーダースーツで紳士への第一歩を
イギリス生地が好まれる特徴についてご紹介しました。
イギリス紳士が愛用するイギリス生地のオーダースーツで、紳士な姿に変身してみてはいかがでしょうか。
イタリア生地のオーダースーツの特徴も気になる方は、こちらでご紹介していますのでご確認ください。