2019.01.26 マガジン
さりげない最高のおしゃれ。オーダースーツのカギを握るステッチとは
ライターの木村です。
オーダースーツを作る際、ステッチ一つで印象が変わるのをご存知ですか?
今回はオーダースーツのおしゃれ度をアップさせるステッチについてご紹介します。
せっかく世界に一つだけのオーダースーツを作るのなら、とことんこだわった一着を作りましょう!
オーダースーツのおしゃれの決め手!欠かせないステッチって一体?
それではステッチとはどういうものなのかをご紹介していきます。
ステッチとは
ステッチは縫い方や縫い目のことを指します。
オーダースーツの顔ともいえる襟元は、全体の印象を左右するデザインとなっています。
役割
オーダースーツをお考えであれば細かいところにこそ気を配って長く愛用したいですよね。
ステッチはオーダースーツの襟の端を落ち着かせるために抑えたり、せっかく作ったオーダースーツの型崩れを防いだりと形をきれいに保つ役割を果たしています。
ぜひオーダースーツを長くおしゃれに使いたい方にはこだわっていただきたいポイントです。
オーダースーツを作る際のポイント
それでは次に、オーダースーツを作る際のステッチのポイントをご紹介していきます。
ステッチには2種類の方法があります。
“AMFステッチ”と”ミシンステッチ”で、前者は手縫いで入れたようなもの、後者はミシンで入れるものとなっています。
ではそれぞれについてポイントをご紹介していきます。
AMFステッチ
こちらはビジネススーツを基本とした通常のスーツやオーダースーツなどで標準仕様として使用されています。
手縫い仕様なので襟の印象を強くし、高級感を醸し出します。
またカジュアルジャケットなどにも合わせることができ、ミシンで縫うよりも凹凸感が出てステッチ自体の印象も強くなります。
こちらは糸と生地を同系色でそろえるのが基本となっています。
ミシンステッチ
名前の通りミシンを使用して作るものです。
ミシンを使用することで目の細かさを調整することができ、ミリ単位で幅を変えられるのが特徴となっています。
上品な印象のオーダースーツにしたい場合は襟の端に、カジュアルな印象を与えたい場合は内側に入れると良いでしょう。
フランネルのような特徴のある素材を使った生地でオーダースーツを作る場合には、ミシン仕様の方がすっきりとした雰囲気に仕上がりますよ。
オーダースーツのステッチの有・無について
ステッチには様々な種類がありますが、ステッチが有るのと無いのとではオーダースーツ全体の印象が大きく変わります。
オーダースーツを作る際はステッチを入れて襟の形をきれいに見せてあげるのがおすすめです。
フォーマル用のオーダースーツを作る際はステッチなしで落ち着いた印象にするのがポイントです。
ステッチでおしゃれ上級者に!オーダースーツでクオリティの高い一着を
いかがでしたか。
オーダースーツのおしゃれ度をアップさせるステッチについてご紹介しました。
ぜひあなたも 細部までこだわったオーダースーツで最高のおしゃれを手に入れましょう!
以下の記事ではオーダースーツ着こなし方と選び方をご紹介していますので、こちらも参考にしてください。